運転免許証の更新は数年に一度あるものなので、普段からそれを意識することは少ないですよね。
しかし、更新を忘れてしまうと困った状況になります。
私自身も最近免許の更新を行いましたが、その際に更新期間について間違った理解をしていたことがありました。
そこで、この記事では運転免許証の更新期間がいつからいつまでなのか、そしてもし更新期間を過ぎてしまったらどうすればいいのかについてご説明します。
免許証は重要なものですので、更新を忘れないようにしましょう!
運転免許証更新の期間!いつからいつまで?
運転免許証の更新期間は、誕生日の前後1ヶ月ずつを含めて合計2ヶ月間です。
この2ヶ月間という覚えやすい期間は、忙しい方でも更新のための時間を確保しやすいでしょう。
免許証の種類によって、更新サイクルが異なります。
- ゴールド免許証は5年毎
- ブルー免許証は3年毎
- グリーン免許証(初めての免許)は取得日から次回の誕生日の3回目まで
更新サイクルは長いので、普段はその詳細を忘れがちです。
次回の更新期間を確認する方法は大きく2つあります。
- 免許更新通知ハガキをチェックする
- 免許証の有効期限を確認する
免許更新通知ハガキでの確認
更新時期が近くなると、更新通知のハガキが送られてきます。
このハガキには更新可能な期間が記載されているので、それを参考に更新時期を把握することができます。
必ずチェックすることをお勧めします。
運転免許証の有効期限の確認方法
更新通知のハガキは、更新時期が近づいてきたときにのみ送られてきます。
そのため、その時期以外で有効期限を知りたい場合は、免許証に書かれている有効期限を確認する必要があります。
免許証には「〇〇年〇月〇日まで有効」という形で期限が記載されています。
この記載された有効期限は通常、ご自身の誕生日の1ヶ月後の日付になっています。
免許の更新期間は、誕生日の前後2ヶ月間とされていますので、記載された有効期限が更新の締め切り日となります。
誕生日自体が有効期限ではないことに注意が必要です。
つまり、免許証に記載された有効期限の「前」の2ヶ月間が、更新可能な期間になります。
例えば、免許証に「〇〇年3月15日まで有効」と記載されている場合は、その人の誕生日は2月15日のはず。
その場合の更新期間は、1月15日から3月15日までとなります。
運転免許の更新期間前に手続きができるケース
通常、運転免許の更新期間は誕生日を中心にした2ヶ月間設けられています。
しかし、特別な理由がある場合、この期間よりも前に更新手続きを進めることが可能です。
特別な理由としては以下のような場合があります。
- 海外への渡航が予定されている場合
- 病気や怪我、出産などで入院する予定がある場合
これらの理由を証明するためには、パスポート、航空券、母子手帳、予定されている入院に関する診断書、出張や入校の証明書などの書類が必要になります。
ただし、地域によって手続きの詳細が異なる場合があるため、お住いの地域の運転免許センターで確認することをおすすめします。
このような特別な事情で更新を行う場合、その後の誕生日から1年間が新たな更新サイクルとなるため、次回の更新が1年早くなることに注意が必要です。
更新期限を過ぎてしまった時の対応方法
免許の更新通知ハガキを見落としたり、更新期限をうっかり過ぎてしまった場合、無免許運転になってしまうので気をつけましょう。
そのような時は、できるだけ早く運転免許センターに足を運ぶことが重要です。
対応は、更新が遅れた理由がやむを得ない事情によるものかどうかで異なります。
<やむを得ない事情がある場合>
- 失効後6ヶ月以内:学科試験と技能試験が免除され、運転免許の履歴が継続されます。
- 失効後6ヶ月超から3年以内(やむを得ない事情が解消されてから1ヶ月以内に限り):同じく試験免除。ただし、失効日前にやむを得ない理由が存在している必要があります。
- 失効後3年経過:救済措置はありません。
<やむを得ない理由がない場合>
- 失効後6ヶ月以内:学科試験と技能試験が免除されます。
- 失効後6ヶ月超から1年以内:仮免許の学科試験と技能試験が免除され、仮免許が交付されます。
- 失効後1年経過:救済措置はありません。
どちらの場合も、最寄りの運転免許センターで確認することが推奨されます。
やむを得ない事情がある場合は、追加の書類提出が必要になることもあります。
運転免許更新のポイントまとめ
運転免許の更新期間や、更新を忘れた際の対応方法についてご説明しました。
要点をまとめると、以下の通りです。
- 更新期間は、誕生日の前後2ヶ月間となっています。
- 更新を忘れてしまった場合、失効から6ヶ月以内ならば、学科試験や技能試験の免除措置を受けることができます。
- 次回の更新期間は、通常3年から5年で、免許の種類によって異なります。
私自身も何回か更新を経験しましたが、毎回「期限は誕生日まで」と思い込んでしまいがちです。
しかし、実際には誕生日の2ヶ月前後という余裕があるので、心配は無用です。
それでも、更新を怠ると運転ができなくなるので、免許証に書かれた有効期限を定期的にチェックすることは重要です。